TES4の備忘録

Memorandum of TES4 一泊二日のオンライン(?)

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Thieves Guild 第11夜 ~ ばね足ジャックと灰色狐 ~

Category: OBLIVION > ロールプレイ日記   Tagged: oblivion  PCゲーム  
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前回の仕事から数日―――俺はシェイディンハルを訪れていた。ギルドの伝令がすっかり板についたらしいアミューゼイから、この町のギャンレデルの家にてグレイフォックスが待っていると伝えられたからだ。




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ギャンレデルの家はすぐに見つかった。いつも通り、表で待っていた家主が俺を招きいれたからである。家の中に入ると、グレイフォックスは二頭のダルメシアンと共に待っており、「座りたまえ」と、彼の手前にあるベンチを俺に勧めた。





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今回の仕事の情報源もどうやら例のサヴィラの石らしい。すごく便利だ。仕事とはいえ自分のものにしてしまわなかったことが悔やまれる。いや。そんなことはどうでもいい。大体使い方がわからなければそんなもの無用の長物だ。
今回のターゲットは『スプリングヒール・ジャックの靴』というマジックアイテム。300年前に死亡した大盗賊の持ち物らしい。





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正確に言うと、『ブーツ』の在り処がわかっているわけではないらしい。だから今回の任務は、ブーツと一緒に葬られているというスプリングヒール・ジャックの遺体を探すことから始めなければならないようだ。そしてグレイフォックスは、調査の結果ジャックの子孫の一人の居場所を突き止めたという。





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彼の名はジャクベン・インベル(インベル伯ジャクベン)。帝都のどこかに住んでいるという。まずは彼を探し、埋葬場所の情報を突き止めなければならない。ということで俺は、馬に飛び乗りシェイディンハルを出ると、一路帝都を目指した。





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帝都に辿り着いたのは大体昼過ぎ頃。人々の活発に活動している、盗みに適さない時間帯である。・・・と言っても今回ここですべき仕事は情報収集なので、あまり関係ないが。そういうわけで帝都の城門を潜ると、俺はいつも通り情報屋(ホムーレス)を探した。





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広場で立ちんぼをしていた物乞いを捕まえて話を聞くと、ジャクベンの住居はあっさりわかった。彼の家はタロス広場の内壁に面した場所・・・そう、まさに今話している俺と物乞いの目の前にあったのだ。





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ジャクベン・インベルは夜更かし者で、昼間は大抵家に閉じこもっており、外出するのはもっぱら夜半なのだそうだ。ならば・・・どうやるにしても、俺も動くには夜半を待つ方がよいだろう。金も取らずにそう教えてくれた物乞いに心ばかりの礼を渡すと、俺は時間つぶしに街へ繰り出した。





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なんだかんだで夕暮れ時に戻ってきて、タロス広場の植え込みに隠れてインベル邸の玄関を見張っている俺。彼の外出を待ち接触する計画だった。

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そして植え込みの中で夜半の外出を待っていたわけだが・・・雨が降ってきた・・・。





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深夜0時を過ぎ、ジャクベンの外出を待つも、待てど暮らせど彼は出てこない。これ以上待っていたら朝になってしまう。何より雨が降っていて寒い!・・・ということでせっかちな俺は、気がつくとインベル邸の玄関の鍵穴にロックピックを突っ込んでいた。つくづく、泥棒に向かない性分である・・・。





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インベル邸は流石持ち主が『インベル伯』だけあって(インベルという荘園を治めているからそう呼ばれてるのかなんなのか全くわからないわけだが)広々としていた。玄関ホールに人気はない。深夜2時だ。皆寝静まっているのだろう。

しかしながら、ただ話を聞くために家に押し入るのは流石に大胆すぎただろうか・・・後悔はあってもやってしまったものは仕方がない。ので、さっさとジャクベンを見つけるべく俺は上階への扉を開いた。





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扉を開くと、そこには短い廊下。左手に扉が二つ。これらのどちらかがジャクベン氏の私室への扉か?そのうちひとつの奥に、眠っている誰かの気配があったので、鍵をこじ開けて侵入してみる。

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中はこの豪邸の主人の寝室と見るには少々手狭だった。奥に寝ている男は…彼ではなかった。恐らく使用人だろう。





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彼を起こさないように部屋を出ると、人の気配は感じられないものの念のため隣の部屋もこじ開けてみる。どうやら誰かの書斎らしく見えるその狭い部屋にはめぼしいものは無かった。ならば…目標は廊下の奥の扉の先か。扉の向こうには、この時間にも拘らずウロウロ歩き回る誰かの気配があった。





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扉の先は小さな居間になっており、そこには身なりのいい男がいた。彼こそが恐らく捜し求めたジャクベン氏だろう。俺は気付かれないよう背後に忍び寄り、騒がれても恐らく口を塞ぎやすい距離(もちろん、文字通りの意味である…)に到達すると、立ち上がって彼に話しかけた。





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彼の反応は案の定だった。話を聞きに来ただけの俺を強盗と勘違いしたらしく(というか、その通りかもしれないが)、激しく動揺しながら命乞いを始めた。自分のせっかちさの為に無意味に怖がらせてしまった事は心が痛むが、彼が「何でも言うことを聞く」と言うならこの状況を利用しない手は無いだろう。ちなみにこのジャクベン、WACの互換パッチ当てていないためにMBPとの競合が起こってグロ目になってます。ちゃんとパッチ当てればこうはなりません。ゴメン。

(2012/01/20追記)後々調べてみたらWACのせいじゃなくてCuteElfを旧バージョンに戻してインストールし直したせいでMBPとの競合が起こっていたみたいです。CuteElf側の原因になってる設定を削除したら解決。ひと安心。





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動揺する彼をなるべく強盗らしく聞こえるような言葉で宥める(というか脅す)と、彼は「この家の地下に一族の墓所がある」と教えてくれて、その場所の鍵をよこした。話を終えると彼は「私はまだ生きている!」と言いながら逃げ出し、自室に篭ってしまった。





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いきなり逃げられたので正直言って焦ったが、彼が駆け込んだのは自室だし、通報される危険は無いだろう。目的の場所もすぐわかったしそこへ続く鍵もまあ、不本意な方法によってとは言え手に入った。なんだか拍子抜けするくらいあっさりしていた。いつもこのくらいトントン拍子なら楽なんだけど。





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とはいえ、彼がいつまでも自室に篭っているとは限らない。それに、朝になれば使用人も起きて来るだろう。さっさと終わらせなければならないことには変わりない。俺は墓所があるという地下へ急いだ。





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いくつかの鍵をこじ開け、地下の目的の場所へ続くらしい扉の前に到達する。古くてボロッちい扉が、ジャクベンの言った通りのおどろおどろしさを演出していた。がたつく板の隙間から、ひんやりした風が吹いていた。しかしビビッているわけにはいかない。貰った鍵を使い中へ入る。





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扉の奥は、洞窟のような場所だった。恐らくずいぶん昔に掘られたのだろう。薄暗い墓所の中には…おかしい…誰かがいる…。





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真っ暗な墓所の中で明かりも無しに平然と歩くそいつらは…ヴァンパイアだった。この墓所には、ヴァンパイアが巣食っていたのだ。こちらの存在に気付いてわらわらと集まってきたそいつらの懐には皆、一握りの灰があった。





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ヴァンパイア達を闇討ちを駆使して倒しながら墓所の奥へ辿り着く。ヴァンパイアの一人が守っていた扉をこじ開けると、岩盤を穿って作られた溝の中に棺が安置されていた。これが目的のスプリングヒール・ジャックの棺だろう。慎重に開くと中には…ブーツは無く、代わりに一冊の日記があった。





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その日記は、間違いなくスプリングヒール・ジャックのものだった。…いや、貧しきインベル伯・ジャクベンと呼ぶべきか。俺にはわからなかった。笑いがこみ上げてきた。大体、そんな重要なアイテムを遺体と一緒に埋葬などするか?なんてこった!俺はハメられたんだ!あの吸血鬼に!

日記のつけ方はなんともいい加減なものだった。日付すら書かれていないどころか、間隔が89年も空いていることすらあった。もしくは、それ以上の年月のことも。彼は日記に書かれたある日、不死者になったのだ。そしてそれ以来300年間暗躍し続けていた。

しかしそれ以上に俺の心をかき乱した事柄がある。300年前、ジャックは高名な盗賊と行動を共にしていた。そしてその盗賊は、盗賊の神ノクターナルから盗みを働いたと。そんな人物を今の所俺は一人しか知らない。グレイフォックスだ。そのとき、背後に誰かの気配を感じた…。





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魔法の剣を振りかざし襲い掛かってきたのは、やはりジャクベン・インベルだった。

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…が、ヤツは意外なほど弱かった(というか俺が強すぎた)。なんとか倒し、懐を探ると…ジャックはしっかりとブーツを持っていた。これさえ手に入ればこんな辛気臭い場所に用は無い。とにかく、外に出よう。





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時間はすっかり朝だった。使用人は居間に降りて来てはいなかった。忍び足で外に出ると、幸いそこで通報を受けた衛兵が待ち構えているということもなく、天高く昇った太陽を拝むことが出来た。こんなに爽やかな朝はいつ振りだろう。少し眠いが…懐にしっかり収められたブーツを確かめると、俺はタロス広場を後にするのだった。












【おわり。】

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ジャクベンの私室にあるインベル家の家計図を手に入れるとグレイフォックスとの会話に『スプリングヒール・ジャックの同時代人』という選択肢が出て特殊な会話が出来るそうですが、今回はしないでおきました。
その選択肢を選んでしまうと、グレイフォックスのとある触れてはいけない秘密に触れてしまったことになってクエストラインが止まる"仕様"なのだそうです。
最も、私はこの家計図を拾ってきましたし、PC版のmodとして存在するUOPという非公式バグ修正パッチを当てているので、このストップは起こらないように修正されているため私の環境ではこの選択肢を選んじゃっても平気だったのですが、一応元々の仕様を尊重する形で今回は無視させていただきました。
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泥龍 (clay7890d)

Author:泥龍 (clay7890d)
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 統一宇宙暦0083年32月生まれ。スットコイッチョム大学中退。趣味はポロ。この連載が完結したら結婚するという言葉を遺し挟まって失踪。現在は連続で墜ちて来る隕石と各国からの難民受け入れへの圧力を撃ち落としつつ、機首の辺りから高出力レーザーを放つわけわからん戦闘機(?)である。科学的な根拠についてはよくわかりません。

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