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The Dungeons of Ivellon 日記 (2) ~ 故人の謎掛けの話 ~

Category: OBLIVION > ロールプレイ日記   Tagged: oblivion  オブリビオン  PCゲーム  Ivellon  

注意:本記事はクエストmod : The Dungeons of Ivellon の重大なネタバレを含む場合があります。本modを未プレイの場合、閲覧にはご注意ください。





ScreenShot3745.jpg

 滞在場所として使うことにしていた戦士ギルドのホールに戻ると、不在をいいことに最上階の、既に帰宅したあとであろうマスターの椅子にどっかりと腰掛け、Castaの家で手に入れた古い手稿を開いた。




ScreenShot3746.jpg

 これは確かにMarcus Scriboniaの手による手稿だった。だとするなら、きっと同じチェストに収められたこの鍵を使うべき場所についてのヒントが、きっと含まれているはずだ。

 しかしながら期待とは裏腹に、その内容は、以前ブルーマで手にした本の直筆原稿のようだった。直筆原稿にはありがちな多少の誤字が見られる以外、特に完成した本と内容の違いは無い様に見え、徐々に心を占める失望を抑え切れなかった。



ScreenShot3748.jpg

 ・・・。

 しかし、こんな誤記の仕方があるか?
 手書きである以上、多少のスペリングミスや脱字はあるだろう。しかし、わざわざ書いてある文字を二度繰り返したりするものか?執筆中に余程興奮でもしていたのだろうか?単なる脱字より余程気持ちが悪い気がした。

 ・・・。

 これは本当に誤記か?
 余計に書き足された文字を、何気なく拾って手元の羊皮紙に書き込んでみる。

 c ... h ... e ... y ... d ... i ... n ... h ... a ... l ...



ScreenShot2073.jpg

 ...Cheydinhal?

 はっとして立ち上がり、ページをめくりながら一心不乱に文字を拾って羊皮紙に書き写し始める。筆記体の原稿から拾い集めた文字から浮かび上がった文章は・・・。



ScreenShot3752.jpg

 眠気も忘れ、私はギルドホールを飛び出し、夜の帳の下りた街道を東へ向け、馬を走らせていた。










***











ScreenShot3758.jpg

 My true friend buried he lies in Cheydinhal...

 ...我が真実の友、Cheydinhalに眠る。(?)



ScreenShot3759t.jpg

 快晴の空の下、愛狼クロと私は墓場にて、Marcusの友人と見られる人物、Slavius Corneliusの墓前に佇んでいた。Marcusの謎掛けが指していたのがこの墓のことだとしたら、次のステップへのヒントは必ずこの石に隠されているはずだ。あまり大きい声で言えることではないが・・・最悪この墓を掘り返す羽目になっても大丈夫なようにスコップも持って来た。



ScreenShot3761.jpg

 彼、Slaviusの亡くなった第3紀349年はまさに、Marcusが本を記したその年だった。彼がいわば禁書扱いの代物を世に出そうと決心したことと、この親友の死が何らかの関連を持っていてもおかしくはないかもしれない。

 …が、そんなことは多分今は関係ない。この墓碑銘に、おかしな点は無いだろうか。そう考えたとき、真っ先に目に付く点が刻まれた言葉の中にあった。

 Under Ruins And Steel Ended Knighthood...

 …廃墟と鋼の下に騎士道は終わった。

 U ... R ... A ... S ... E ... K ...



ScreenShot3762.jpg

 Urasekだ。










***











ScreenShot3764.jpg

 Fort Urasekは、Cheydinhalから街道を真西に抜けた先、帝都を取り囲むLumare湖の畔にある。ここはゴブリンに占拠された遺跡のひとつとして知られており、時折街道に繰り出して悪さする彼らを抑えるために、Cheydinhalからも傭兵達が定期的に巡回に来ていた。ちなみに写真右下に見切れている戦士達がそれである。



ScreenShot3771.jpg

 遺跡内は事前情報の通りひしめき合うゴブリンの佃煮状態で、一匹に見つかると仲間がわらわら駆けつけてきて乱戦になる場面ばかりだった。



ScreenShot3779.jpg

 途中、ゴブリンと侵入してきていたらしい盗賊が争っている部屋を見つける。彼らを黙らせたあと改めて室内を確認すると、奥に鍵のかかった鉄格子が見つかった。



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 もしやと思い、Scribonia家で見つけた鍵を差し込むと、鍵はかちりとはまり、鉄格子はあっさりと開いてしまった。奥にはゴブリンを含め恐らく何年も足を踏み入れた者は無かったのであろう、蜘蛛の巣の張った通路が続いていた。



ScreenShot3788.jpg

 通路の一番奥で見つけた扉を入ると、そこは他にも増して雲の巣だらけの小部屋だった。何年も閉じ込められた埃っぽい空気が鼻を衝く。松明で足元を照らしてみると、部屋の片隅に小さな箱を見つける。その中身は…。



ScreenShot3790.jpg

 手紙だ。
 差出人は…Marcus Scribonia!



ScreenShot3796.jpg

 手紙の内容を要約するとこうだ。

 『Ivellonという伝説』の執筆の為に資料を収集していたMarcusが、Ivellonの存在を証明するどころか、その入り口となる建造物の所在を正確に記した書物を発見したこと、彼が第2紀に建てられたその塔のありかを示す書物である『The Cloud Tower of Cheydinhal』の一冊を彼の故郷…Hackdartの秘密の場所に隠したこと、そして…Ivellonの存在を追うことに伴う危険について。

 この手紙を記した彼がどうなったか、それを知る術は多分今の私にはない。このとき既に年老いていた彼が、この城砦を目にし、踏み入り、その秘密を解明することが出来たか…たった一冊の本しか残されていないことから見て、答えは恐らくノーだろう。それがその場所へ至る道の険しさゆえか、それとも彼の言う帝国の秘密を守るために暗躍していた秘密の追跡者のためか。なんにしても、Ivellonを追う旅には、計り知れない危険が伴うことは想像に難くなかった。

 しかし、Ivellonと、その城砦にまつわる陰惨な事実が歴史に埋もれるのを許すことは出来ない。手紙を通し、時間を超えて届けられた彼のその言葉を無駄にしたくはないという思いが、私の中で確実に大きくなりつつあった。

 単なるコソ泥にしか過ぎない私はそのとき、滑稽にも彼の遺言執行人のような気持ちになっていた。



ScreenShot3800.jpg

 暗い遺跡を出ると、私は草の上に座って、これからしばらくの間こうして見上げることはないであろう夜空を眺めた。










***











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 翌朝、Skinglad方面からGreat Forestに入り、悪天候の中(嵐と言ってもいい天気だった)Hackdartへ向かう。この奇妙な村の住人とはある事件以降とてもとても険悪になっているので…彼らに見つからぬよう、秘密の場所への入り口を探した。…ちなみに、私が血まみれなのは道中野生動物と素手で殴りあいながら来たからである。



ScreenShot3807.jpg

 名状しがたい住民のうろつく秘密の地下道、面倒くさいので幻惑魔法で気配を完全に消して先を急ぐ。



ScreenShot3808.jpg

 目的のものらしい箱は、地下道の奥、更に奥へ向かって続く狭い通路の先にひっそりと置かれていた。



ScreenShot3812.jpg

 中身は確かに、手紙の中でMarcusの語った『Cloud Tower of Cheydinhal』! 内容は一見Cheydinhal近郊に存在する特に面白みもない名所旧跡を紹介する内容であるし、恐らく著者もそのつもりで記したのであろう。しかし私には、これが間違いなく世紀の大発見の鍵であることがわかる。Marcusの時を越えた思いを叶える鍵であることが。

 興奮に打ち震えながらその本を懐に収め、私はその場所を後にした。










***











ScreenShot3815.jpg

 翌々日。
 山登りに備えた完全装備の私は、本の中で示された第一の目印たるAyleid遺跡Maladaを訪れていた。記述に従えば、まずここから東に向かって山へ入り、頂上に着いた後は山脈の尾根に沿って北へ向かえば目的のCloud Towerへ辿り着けるはずだ。



ScreenShot3818.jpg

 背後に黙って付き従う忠実な相棒の気配を確かめると、私はゆっくりと山頂へ向かう道を分け入っていった。

 その先で何が待つかも知らずに。











ダウンロードはこちらから(海外サイトです)
 The Dugeons of Ivellon


ver1.8対応日本語化パッチはこちら
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 すばらしい出来のmodです。「ダンジョンに潜りたい!」という方にも「ホラーな雰囲気を楽しみたい!」という方にもお勧めなので、是非ともプレイしてみてください。













【つづく。】


ScreenShot4322.jpg

 JKキック!
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泥龍 (clay7890d)

Author:泥龍 (clay7890d)
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 統一宇宙暦0083年32月生まれ。スットコイッチョム大学中退。趣味はポロ。この連載が完結したら結婚するという言葉を遺し挟まって失踪。現在は連続で墜ちて来る隕石と各国からの難民受け入れへの圧力を撃ち落としつつ、機首の辺りから高出力レーザーを放つわけわからん戦闘機(?)である。科学的な根拠についてはよくわかりません。

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