TES4の備忘録

Memorandum of TES4 一泊二日のオンライン(?)

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

霊魂が宿りし場所 ~ Where Spirits Have Lease ~ (前編)

Category: OBLIVION > ロールプレイ日記   Tagged: oblivion  オブリビオン  
ScreenShot6772.jpg

「いやーーー今日もいい朝だ!!わはははははは!!」





ScreenShot6773.jpg

「よーし競争だーあははははていうかお前クロじゃないなー誰だっけ」





ScreenShot6770.jpg

「いやー今日も疲れた疲れた!家で風呂に入れるなんて本当に最高だぜーわははははははは!!!」





ScreenShot6771.jpg

「さーて明日に備えてもう寝るかー!家があってベッドがあるなんて本当に最高だぜー雨が降ったって気にしなくてもいいしなーははははははは」










***











ScreenShot6495.jpg

「・・・雨」





ScreenShot6496.jpg

「夢・・・」





ScreenShot6494.jpg

「そろそろ家に住みてええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」











***











ScreenShot6499.jpg

「酷い雨だな・・・」
「バウ!アウ!」





ScreenShot6500.jpg

「今日はこの辺で野営するか」
「アウー」
「貧乏って悲しいねクロ」
「ワウー」
「とりあえず晩飯の調達にでも行くか」
「ダウ」





ScreenShot6503.jpg

 いつものように戦士ギルドにて仕事の斡旋を受けるため訪れた港町Anvil。町の外での仕事を終え、帰ってきた足で城壁内部で営業している宿屋"Count's Arms"に向かい、夕食をとっていると、身なりのいい男が近づいてきた。名はVelwyn Benirus。





ScreenShot6504.jpg

「もしかして売り家をお探しでは?」

 そんな話題で話しかけてきたこのチャラチャラした男は、私の記憶が正しければ、このAnvilの町で自分の屋敷を売りたがっていると噂になっていた金持ちなのだろう。住人達からは暇人呼ばわりされてる評判の怠け者だ。




Oblivion 2012-06-01 16-08-08-83

 売り家だって間抜け野郎?確かに私はそれを手に入れるために一所懸命貯蓄に励んでいる。目標金額は10万Goldだ。しかしこんな金持ちのボンボンの売りに出しているような高い家など買うつもりはないし買えるはずもない。こんな旅のテント暮らしの貧乏人を捕まえて屋敷を買わないかなど何の冗談「に、2万Goldでいかがです?」

「だったら持ってるよ!!!」





ScreenShot6514.jpg

 鍵と権利書を受け取った私は、Benirus邸の前に立っていた。時間は昼過ぎ。持ち主であったVelwynが手入れを怠っていたというだけあって荒れ放題の屋敷は、美しいAnvilの町中にあって異質なオーラをむんむんと発散していた。





ScreenShot6515.jpg

 門扉の横に植えられた立ち木は葉も落ち切って枯れ果てており、乾いてところどころヒビの入った外壁に絡んだツタさえも真っ黒に干からびていた。どんよりと曇ってた空模様も相まって、Benirus邸の第一印象は幽霊屋敷だった。しかし、この立派な屋敷は今や私のものだ。その高揚の方が勝っていた。





ScreenShot6774.jpg

「また、この屋敷に誰か呼ばれおったか…」

 気が付くと傍らに立っていたみすぼらしい格好の老人がそう呟くのが耳に入る。





ScreenShot6535.jpg

「…はい?」

「くわばらくわばら…」

 老人は言いたいことだけ言うと、聞き返す私のことなど気にかける様子もなくさっさと歩いていってしまった。





ScreenShot6516.jpg

 立て付けの悪い木の門を開き、一段高い位置にある玄関へ上がるための階段を登る。窓を塞いだ雨戸は蝶番が壊れて傾いており、その隙間からヒビの入った粗悪なガラスが嵌った窓が見える。その奥の室内は暗く、外からはほとんど見えなかった。





ScreenShot6517.jpg

 枯れたツタの絡んだ玄関脇には、誰が置いていったのか、壊れた木箱と底の抜けた樽が打ち捨てられている。これは、後で処分したほうがいいだろう。ご近所への世間体も悪いし。何はともあれ、Velwynから受け取った鍵でさっさと中へ入ってしまおう。話はきっとそれからだ。





ScreenShot6521.jpg

 金属の擦れ合う嫌な音を立てる玄関を開くと、そこはちょっとしたホールになっていた。玄関の目の前には小さなローテーブル、その脇の壁に背中をつけるようにして長椅子と一人用の椅子が一脚ずつ置かれた応接スペース…というよりは待合スペースのような場所になっていた。





ScreenShot6522.jpg

 その奥には暖炉があり、焚口の上には埃塗れの絵画が飾られている。その手前に丸テーブル、その両脇に一脚ずつ壊れた椅子が置かれていた。その左手にも絵画があったが、留め具が壊れたのか床に落ちてしまっている。この辺りだけ二階まで吹き抜けになっており、見上げると二階のバルコニーが見えた。





ScreenShot6523.jpg

 右手の扉を入ると、そこはダイニングになっていた。中央には大きな丸テーブルが置かれているが…上から落ちたシャンデリアに潰され、見るも無残な有様だった。左手には(coblで追加される)錬金素材を整理するための棚があったが、こちらも見事に壊れ使い物になりそうもなかった。





ScreenShot6525.jpg

 ダイニングの更に奥へ続く扉の先は階段室だった。この部屋は少し広くなっており、椅子とローテーブルが置かれたちょっとした休憩に使えそうな場所になっていた。





ScreenShot6526.jpg

 階段側の壁には大きな窓があるが、ヒビの入った上半分に木の板が打ち付けられ塞がれている。





ScreenShot6528.jpg

 一階にあった棚からヴィンテージもののワインを見つけて大はしゃぎになりながら二階へ上がると、そこは主人の寝室になっており、目の前に置かれた上等なベッドに私は更に大はしゃぎになってしまった。





Oblivion 2012-05-31 23-23-58-71

 喜び勇んでベッドに飛び込んだとき…後悔した。





Oblivion 2012-05-31 23-34-38-38

 ベッドから巻き上がった埃で息が出来ないほどむせた。





Oblivion 2012-05-31 23-37-31-13

 埃塗れになってしまった鎧を慎重に脱ぎ、とりあえずいつも使ってる部屋着に着替え、邸内の掃除を始める。掃除と言っても、夜も近いこの時間だし、壊れた家具を運び出すような本格的なものではなくて、床に積もった埃を集めて捨てる程度だ。それでも荒れ放題だった屋敷が少しはマシになった気がした。





ScreenShot6541.jpg

 掃除もひと段落して、階段室の休憩スペースで先ほど見つけたワインを味わっていると、二階へ続く階段の下に、木の扉があるのに気付く。





ScreenShot6544.jpg

 昼間は興奮していて気付かなかった。倉庫にでも通じているのだろうか?もしかするとワインセラーにでも通じているかもしれない。だとしたら、これ以上の掘り出し物も期待できるかも?





ScreenShot6545.jpg

 軋む扉を開くと、そこにはやはり地下へ通じる長い階段があった。その先からは、誰が灯したのか、蝋燭の明かりが漏れている。





ScreenShot6546.jpg

 蝋燭の明かりに従って降りていくと、そこは倉庫になっていた。かなり広い。雑多なものが置かれた倉庫の奥には、思った通りワインが収められていた。





ScreenShot6547.jpg

 うーん、残念ながら一階で見つけたような高級品がもっと収められているわけではないらしい。とはいえ、日頃楽しむにはきっと十分だろう。それに高級ワインなんて私には売り飛ばす以外の楽しみ方があるわけじゃない。左手には更に下へ続く階段があったが…今日はもう遅い。探索は明日でいいだろう。





ScreenShot6548.jpg

 地下室を出ると、すっかり夜の帳の下りた邸内には大粒の雨が窓を叩く音が響いていた。雨に一喜一憂せずに済む。家があるってなんて素晴らしいんだろう!今晩は枕を高くして眠れそうだ。





ScreenShot6553.jpg

 それにしても今晩はやけに冷える。毛布も用意したほうがいいかもしれない。おやすみ!















***
















ScreenShot6550.jpg

「・・・・・・・・・ッス・・・・・」
「バウ!ガウ!!ワウ!」





ScreenShot6549.jpg

「・・・・・・・・・・・・・・・ケ・・・・・」
「バッ!ガウ!!ダウ!!」





ScreenShot6554.jpg

「ガウ!ガッ!ガウ!ガウ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」





Oblivion 2012-06-02 08-35-59-16

「うおおおおおおおおおおおおおなんだ貴様らああああああああああああああああああああああ」





ScreenShot6556.jpg

 10分と眠る間もなくクロの吠える声で起こされる。目をこすりながら身を起こすと…なんと三体のGhostに囲まれていた。その手前でクロが、触れられぬ相手に噛み付こうとして飛び跳ねていた。

 隠しておいた銀の短剣を抜き、襲ってくるGhostに応戦する。何とか倒し、傷ついたクロを治療してやっているとき、下階から何かが落ちるような音が響いたことに気付く。いや、今や物音は家中から響いていた。窓を激しく叩く音、上階を歩く足音、風なりのような低い音。…これは間違いない。





ScreenShot6509.jpg

 私 は 瑕 疵 物 件 を つ か ま さ れ た の だ !!!





ScreenShot6560.jpg

 …怒っていたって仕方がない。まずこの危機的状況を脱するために動かなければ。幽霊の気配を慎重に探りながら一階へ降りる。裸足で触れる床が冷たい。玄関前のホールまで出ると、正面の棚の上から壷が落ちて割れているのが見えた。その場所だけが燐光の様な光にぼんやり照らされ浮かび上がっていた。





ScreenShot6565.jpg

 割れた壷から零れ落ちていたのは…白骨化した手。なんとこの壷、骨壷だったのだ。あのボンクラめ!こんな所に置きっぱなしにしていたらそりゃあ先祖も化けて出るわ!歯軋りしながら地団太を踏んだところで、骨の傍らに日記の切れ端らしい紙片が落ちていることに気付く。一緒に壷に収められていたのだろうか?






ScreenShot6563.jpg

 日記の内容は…先ほど見た幽霊が、Velwyn Benirusの先祖などではない事を示していた。この日記の主はまさにVelwynの先祖であり、集めた死者の魂で自らの不死者への転生とAnvil壊滅を目論む危険なネクロマンサーだった。先ほどの幽霊は彼が秘密を守るために配した番人らしい。





ScreenShot6569.jpg

 そして、その番人たちが守るのは、Benirusの血筋の者だけが開けられる秘密の部屋の入り口。だとするなら、後から後から湧いて襲ってくる幽霊どもを止める鍵がその部屋にある可能性も高い。Velwynをとっ捕まえて話を聞く必要がありそうだ。私はクロを連れラップ音の響く屋敷を飛び出した。





ScreenShot6573.jpg

 むき出しの剣を隠そうともせずにCount's Armsに駆け込む。深夜だけあってVelwynの姿はない。しかし寝ていようと関係ない。寝室に押し入って問いただしてやる。そう思って店主のWilburに居場所を聞いてみると…遅かった! ヤツは既に帝都に向けて旅立った後だった。そういえば確かに!支払いが済んで、屋敷の権利書と鍵を私に渡しながら、「急用があるので私は失礼する」とかなんとか言ってた記憶がある。





ScreenShot6578.jpg

 ヤツを逃がしたのは完全に私の落ち度だ!2万ゴールドなんてどう考えても相場と比べて安すぎる値段だったことにもっと注意すべきだった。





ScreenShot6579.jpg

 悔やんでいても仕方がない。早く彼を追って帝都へ向かおう。帝都は広いが、ああ見えて新入りは意外と目立つ。住人に聞き込めば見つけるのはそれほど難しくないだろう。





ScreenShot6581.jpg

 宿屋での一泊の後、私は朝焼けの中、ヤツを追い、帝都へ向けて出発するのだった。










【つづく。】


ScreenShot6181.jpg

 まるで自分の犬のように馴染んで・・・って、二人とも黒すぎて見えねえよっ!!
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : Oblivion    ジャンル : ゲーム

Comments


« »

01 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
リスペクト
著者近影

泥龍 (clay7890d)

Author:泥龍 (clay7890d)
#A67gdR2o

 統一宇宙暦0083年32月生まれ。スットコイッチョム大学中退。趣味はポロ。この連載が完結したら結婚するという言葉を遺し挟まって失踪。現在は連続で墜ちて来る隕石と各国からの難民受け入れへの圧力を撃ち落としつつ、機首の辺りから高出力レーザーを放つわけわからん戦闘機(?)である。科学的な根拠についてはよくわかりません。

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。